獅子座の彼に恋をして


「気安く呼ばないでよ、」


「え・・・?」


奈々はいつもどおり化粧はしない

だけど髪の毛はそこの男と
おんなじ金髪をしている。



一言で言うと ヤンキー。




「ねぇお譲ちゃん
この車のろーか♪」



やだっ!!っ叫ぶそのまえに
あたしは車のすぐそばまで
連れて行かれていた。


恐怖と不安でいっぱいになった。



「や・・・っ」

口をふさがれ声が出ない。






ドカッ!!!!!!!!!!!!!




恐怖でつぶっていた目を開く。




「あの、放そうか、その手」



「なんだ、、てめぇ」



「ねぇ放そうか、塚本さん」



「-------っ!!


行こうっ!!」




男は奈々の言うことを聞いて
あたしから手を離し
あたしを突き飛ばした。



「ひゃっ!!」


あたしは支えられた。

大好きな・・・店長に。


車はすごい音をたててそこから
いなくなった。



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