獅子座の彼に恋をして



なにが?しょーがないの?



と思いながら、車は出発した。



「いやっほー♪」


やたらテンションの高い
里穂ちゃんと祐人。


「店長の車の匂いいい匂いですねえ!」


それをいうなーーー!!

「・・・・・」


「そう?でもいずみんは嫌いみたい」


店長までいずみん!!!???


「えっなんでー?」


「いや、別に嫌いじゃないよ!?」


「このまえやだなこの匂いっていったやろ」




「でも、好きだよこの匂い」


「だからどっちなんだって!!」



「・・・まだゆわない」



「なんじゃそりゃ」


「あ、ここ俺知ってる」


祐人が話しの途中で割り込む。


「あっ里穂も知ってるよ~!」




たわいもない話が続いた。






< 45 / 111 >

この作品をシェア

pagetop