獅子座の彼に恋をして
クリスマスというものの
プレゼントなんて
渡し合うわけでもなく
トークばっかだし。
俺は泉といたいのに、
泉は宮本君と仲良く煙草を吸いにいきやがるし。
あの二人なんか、怪しい。
「裕くんってさぁいずみんの事好きでしょ?」
急に目の前に現れたぶりっこ井上が俺にそう言った。
「は!?好きじゃねーよあんなん」
「里穂には分かるっ♪素直になりなよっ前嫌われちゃったとかいってたじゃん」
冗談じゃねーよ
「いつも言ってるのは冗談だよ、間に受けんな」