覚醒ラバーズ




放課後の誰も居ない教室。


あたしは仲良くなった友達の帰りを待ち、1人で携帯をいじっていた。


入学して1カ月。


みんなそれぞれ色んなクラブ活動に専念している真っ最中だ。


無人の廊下には楽器の音色が響き、目の前のグランドではたくさんの人が走り回る。


それが羨ましいと思うわけでもないし、1人の時間が嫌だと思うわけでもない。


勉強したり、絵を描いたりと、静かに過ぎていく時間を楽しむ。


めんどくさがりなあたしにはこれが1番だと思った。



< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop