空の彼方の君へ。
幸せ
優斗と付き合って3日目。
疾風とも何事もなかったように話してるし、優斗とも順調。
優斗といえば、昨日の優斗、なんか変だったな・・・・・・。
「ねぇ、カッコイイね!アド聞いてみない?」
「あんなカッコイイ人、芸能人でもいないよ!」
「誰かの迎えかなー?」
廊下が騒がしい。
どうやら、何処かにカッコイイ人が来ているみたい。
「沙希ー!校門みた?超カッコイイ人いるよ!」
佐奈にそう言われてダラダラと窓のほうに近づく。
そんなカッコイイのかなー?
窓を覗いてみると
「優斗!?」
なんと優斗がいた。
「え、沙希!あの人と知り合い!?」
私の叫びを聞いてたクラスの女子のみんなが私に詰め寄る。
「か、彼氏なんだ・・・」
照れながらそう言うとクラスのみんなはビックリ顔。
みんなが固まってるうちに私は鞄を持って校門に駆け出した。