空の彼方の君へ。



〜♪〜♪〜♪


どっさりと購入しているとき。


疾風の携帯が鳴った。



「もしもし?・・・は!?そんなの聞いてねぇよ!・・・わかった、すぐ行く」


少し大声を出して携帯を切った疾風は私と佐奈のほうを見る。



「わりぃ、急用!」


「わかった、急ぎなさい」



今度は疾風が嘘を言ってないと思った佐奈は上から目線で疾風に言う。



疾風はそんな佐奈に突っ込まないでサンキュ!と荷物を置いて走って言った。



「・・・帰ろうか」


「・・・そうね」



大量に残された荷物を見て私達は口元をヒクヒクさせながら自分の荷物を持つ。



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