S.S.P. 学校警護係
私も慌てて店を出て、やっと陸に追いついた。
「陸、ケーキはいいの?」
「あー、あとで姉貴に持って帰ってきてもらう。それより……」
「わかってる。警視庁でしょ?」
そう言ってる間に、警視庁に到着した。
あのケーキ屋さんから、徒歩5分くらいだしね。
早速S.S.P.本部に辿り着き、係長の元へ走った。
「係長!『ジョーカー』の存在、なぜ俺達には知らされていないんですか!」
陸がめずらしく声を荒げている。
係長はそんな陸を見ても、黙ったままだ。
私だって知りたい。
「係長、どうして私達には教えていただけないんですか?都築さんたちは知っているんですよね?私達が高校生だからですか?」
私が真剣に冷静に言っても、係長は渋っている。
そんな時、都築さんが横から私達に言ってくれた。
「『ジョーカー』は森野さんが追ってる犯罪グループなんだ。」
「都築!!」
「いいじゃないですか。どうせ知られるんだし。」
「……わかったよ。都築、話してやれ。」
なんとか係長は折れてくれたようだ。
都築さん、ありがとう。
今日だけは感謝します。
「陸、ケーキはいいの?」
「あー、あとで姉貴に持って帰ってきてもらう。それより……」
「わかってる。警視庁でしょ?」
そう言ってる間に、警視庁に到着した。
あのケーキ屋さんから、徒歩5分くらいだしね。
早速S.S.P.本部に辿り着き、係長の元へ走った。
「係長!『ジョーカー』の存在、なぜ俺達には知らされていないんですか!」
陸がめずらしく声を荒げている。
係長はそんな陸を見ても、黙ったままだ。
私だって知りたい。
「係長、どうして私達には教えていただけないんですか?都築さんたちは知っているんですよね?私達が高校生だからですか?」
私が真剣に冷静に言っても、係長は渋っている。
そんな時、都築さんが横から私達に言ってくれた。
「『ジョーカー』は森野さんが追ってる犯罪グループなんだ。」
「都築!!」
「いいじゃないですか。どうせ知られるんだし。」
「……わかったよ。都築、話してやれ。」
なんとか係長は折れてくれたようだ。
都築さん、ありがとう。
今日だけは感謝します。