誰を愛してるの…
第2章
ぬくもり
なんだか…
とても、お母さんに会いたくてたまらなかった。
「もし、母が生きていたら…今の私になんて言ってくれるでしょうか?」
おばあちゃんが
そっと私を抱きしめてくれた
あたたくて…
柔らかくて…
とてもいい匂いがした
懐かしい…
遠い昔にこの感覚を知っていた気がする
「帰りなさい…
帰って、今度はあなの心を旦那さんに見せてあげなさい」
「お母さん…」
「見えない心に泣いているのは、あなただけではないはずよ」
・・・大丈夫!?
「えっ?」
駿が私を覗き込んでた
「ごめんごめん話し長くなっちゃって」
「私…」
「気持ちよさそうに寝てたよ。車の中で」
「!?」
…夢…だったの!?
でも、さっきの温もりが…
確かに私の体に残ってる
あの優しい香りも…
とても、お母さんに会いたくてたまらなかった。
「もし、母が生きていたら…今の私になんて言ってくれるでしょうか?」
おばあちゃんが
そっと私を抱きしめてくれた
あたたくて…
柔らかくて…
とてもいい匂いがした
懐かしい…
遠い昔にこの感覚を知っていた気がする
「帰りなさい…
帰って、今度はあなの心を旦那さんに見せてあげなさい」
「お母さん…」
「見えない心に泣いているのは、あなただけではないはずよ」
・・・大丈夫!?
「えっ?」
駿が私を覗き込んでた
「ごめんごめん話し長くなっちゃって」
「私…」
「気持ちよさそうに寝てたよ。車の中で」
「!?」
…夢…だったの!?
でも、さっきの温もりが…
確かに私の体に残ってる
あの優しい香りも…