誰を愛してるの…
「麻理英」
「何? 」
「もう直ぐお母さんの命日だから、墓参りにでも行くか?」
「命日?なんであなたが?」
「実は昔まだ、交番勤務だった時に公園で亡くなったお母さんを発見したのは…俺なんだよ」
「あなた…確かあの時、南署だったわよね…公園てどこの?」
「5丁目の記念公園だよ」
「!?」
「麻理英?」
「ううん…何でもないの…そう、そうだったの…あの時話してくれれば良かったのに」
桜の花が咲き始めたころ
小高い丘の上にある一本の柿の木のそばにあるお母さんのお墓を訪ねた
ありがとう…
お母さん
お母さんはあったかくて
とても、いい香りがしたよ
「何? 」
「もう直ぐお母さんの命日だから、墓参りにでも行くか?」
「命日?なんであなたが?」
「実は昔まだ、交番勤務だった時に公園で亡くなったお母さんを発見したのは…俺なんだよ」
「あなた…確かあの時、南署だったわよね…公園てどこの?」
「5丁目の記念公園だよ」
「!?」
「麻理英?」
「ううん…何でもないの…そう、そうだったの…あの時話してくれれば良かったのに」
桜の花が咲き始めたころ
小高い丘の上にある一本の柿の木のそばにあるお母さんのお墓を訪ねた
ありがとう…
お母さん
お母さんはあったかくて
とても、いい香りがしたよ