天使の歌声




胸が高鳴った…。



たった10分程度で
私が今悩んでる事
わかってくれた


それと同時に
子供みたいな笑顔に
吸い込まれた…。




『先生優しい!ありがとう…。』



『おぅ!俺は優しい先生だからさ!生徒の悲しい姿はみたくねぇ!』



そう言って頭にポンっと
手をのせてきた…



『でも先生若いし友達みたい…。』



クスっと笑うと先生は…



『今は友達だと思ってろ!そしたら悩みも打ち解けられるだろ?』



私はきっとこの時







先生に恋に落ちた…。



そしてこの屋上で
二人だけの秘密ができた
嬉しさと…







亮太への罪悪感…。




< 13 / 19 >

この作品をシェア

pagetop