天使の歌声
胸が高鳴った…。
たった10分程度で
私が今悩んでる事
わかってくれた
それと同時に
子供みたいな笑顔に
吸い込まれた…。
『先生優しい!ありがとう…。』
『おぅ!俺は優しい先生だからさ!生徒の悲しい姿はみたくねぇ!』
そう言って頭にポンっと
手をのせてきた…
『でも先生若いし友達みたい…。』
クスっと笑うと先生は…
『今は友達だと思ってろ!そしたら悩みも打ち解けられるだろ?』
私はきっとこの時
先生に恋に落ちた…。
そしてこの屋上で
二人だけの秘密ができた
嬉しさと…
亮太への罪悪感…。