天使の歌声




いつものように
屋上へと向かった私





今まで1度もいなかった
私以外の人がそこにいた…




『あのー…』



若い先生らしき人が
朝日に照らされて
眠っている。



もう一度声をかけてみる。



『あのー…先生?』




そっと肩を
たたいてみた。




『…』


こんな所で爆睡なんて
よっぽど疲れてるのかな…?




なんの先生なのかな?



教員の名札を
みようとしたその時…




ゴツンっっ!





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