何気なく思い出された、学生時代の思い出。
大会が行われる予定のとある体育館は、異様な雰囲気で、みんな真剣モードでして、すっごく緊張しちゃいました。

中には、その中学校の特異な点なのか、「百人一首クラブ」の代表が出ていて、体育館の隅っこで和歌を朗詠しながら、本番に備え練習していた。

-大人気ないね、君達。そこまでして勝ちたい?
気合い入ってるのは良いけど、頑張りすぎると頭の血管切れちゃうので程々にね!(b^ー°)-

口に出すと失礼なので、心の中でそうアドバイスしてあげた。
(ちなみに、その人たちは決勝戦には残っていなかった( ̄∀ ̄)


…まあ、私もな(ρ_;))
しかしそれには理由かありますミナサマ!
確かに、決勝まで残っていた人達は、確かにハンパなく強かったので、もし決勝まで残っていたとしても、私など雑魚として虐殺されていたにはちがいない。
しかし、それ以前に対戦相手が悪かった。

…そう、ヤツのおかげで…
< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop