恋心ー番外編ー
高校一年(幼なじみのある夏の日)
「ねぇ、どんな水着なの?」
「ビキニとか~?」
「イヤだー、エッチー。」
「えー、男はみんなエッチだって、なぁ徹。」
あー、うるせー。
俺にふるな。
無視だ、無視。
チクショー、なんで俺こんな所にいなきゃならねぇんだ。
くそー、バスの中で逃げられねぇ。
「榊くんはどんな水着が好きなの?」
上目遣いの女。
ウゼー。
「私今日黒のビキニなの。」
だから何?
黒でも白でもお好きにどうぞ。
「うわ、黒のビキニ。
楽しみー。
早くつかないかな~。」
くそ、こいつら調子いいな。
「海着いたらねー。」
ほんと、早く着いてほしい。
着いたら明日にすぐなんねぇかなー。
早く帰りたい。
「榊くんてしゃべらないよねー。」
「無口だよねー。」
「女の子苦手とか?」
「学校で女の子と話してるの見たことないよねー。」
なんで話したくないのに、話さなきゃならないわけ?
話さないってわかってるなら、話し掛けんなよ。
あー、ウゼー。
「ビキニとか~?」
「イヤだー、エッチー。」
「えー、男はみんなエッチだって、なぁ徹。」
あー、うるせー。
俺にふるな。
無視だ、無視。
チクショー、なんで俺こんな所にいなきゃならねぇんだ。
くそー、バスの中で逃げられねぇ。
「榊くんはどんな水着が好きなの?」
上目遣いの女。
ウゼー。
「私今日黒のビキニなの。」
だから何?
黒でも白でもお好きにどうぞ。
「うわ、黒のビキニ。
楽しみー。
早くつかないかな~。」
くそ、こいつら調子いいな。
「海着いたらねー。」
ほんと、早く着いてほしい。
着いたら明日にすぐなんねぇかなー。
早く帰りたい。
「榊くんてしゃべらないよねー。」
「無口だよねー。」
「女の子苦手とか?」
「学校で女の子と話してるの見たことないよねー。」
なんで話したくないのに、話さなきゃならないわけ?
話さないってわかってるなら、話し掛けんなよ。
あー、ウゼー。
< 1 / 14 >