恋心ー番外編ー
入学してから、さがしてさがして、二年の天文部の鈴木 愛(ｽｽﾞｷ ｱｲ)先輩だとわかった。


会いに行って、入試のお礼言ったら、うすい反応。


もしかして、覚えてない？

深く、落ち込んだ。



小学校から高校まで一緒の親友五人に相談したら


｢これから覚えてもらえばいい。｣


と、徹からナイスアドバイスをもらい、登校や移動教室の時間を調べて、出来るだけ会って、あいさつだけでも必ず話しかけるようにしていた。



親友五人からは


『ストーカー大輔』


と呼ばれながら、俺はがんばった。


でもなんの成果もあげられないまま俺は二年生になってしまった。



そして今回の夏合宿。



俺のテンションは上がるはずだったのに、最初から暗雲。


人が集まらず夏合宿が中止になりそうに。


親友四人に参加をお願いしたら、徹以外OKをもらったけど、徹が参加してくれなきゃだめなんだ。


イケメンで頭がよくて、道路工事などのバイトのせいか、筋肉がほどよくついていて、完璧な徹。


徹が参加すれば必ずたくさんの女の子が参加するはず。


徹を説得して参加させるしかなかった。
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