レンタル彼女


とりあえず返信をすることにした。

「えっと…いえいえ。こちらこそよろしくお願いします…笑い…と。」

♪~♪~

「早っ!」

『何で敬語?!俺らタメでしょ?』

『そうだけど。なんかさ(笑)健斗くんって東校じゃん?秀才くんだからさ…あたし南校だからあんま頭良くないし…』

『あ~関係なくね?俺そんな頭よくないしさ(^^)ってか逢いたい』


ええええ!?!?
会う?!
あたしてっきりメールだけの彼女かと思ってた。


…冷静に返信を打つ。


『早くない?』

『でも、レンタル期間が短いからさ~』

『あー一か月だっけ?』

『そうそう、だから明日会わない?』

『ん~いいけど…』

『じゃあ、明日!あと、莉乃。俺恋愛初心者じゃないからどんどんいくからね。』


< 16 / 29 >

この作品をシェア

pagetop