レンタル彼女
とりあえず返信をすることにした。
「えっと…いえいえ。こちらこそよろしくお願いします…笑い…と。」
♪~♪~
「早っ!」
『何で敬語?!俺らタメでしょ?』
『そうだけど。なんかさ(笑)健斗くんって東校じゃん?秀才くんだからさ…あたし南校だからあんま頭良くないし…』
『あ~関係なくね?俺そんな頭よくないしさ(^^)ってか逢いたい』
ええええ!?!?
会う?!
あたしてっきりメールだけの彼女かと思ってた。
…冷静に返信を打つ。
『早くない?』
『でも、レンタル期間が短いからさ~』
『あー一か月だっけ?』
『そうそう、だから明日会わない?』
『ん~いいけど…』
『じゃあ、明日!あと、莉乃。俺恋愛初心者じゃないからどんどんいくからね。』