レンタル彼女
いつものようにあたしの部屋に入る。
蘭とは昔から仲がよくて、家族公認だから、
よく泊まりに着たりもする。
だから蘭専用の服やベッド、ハブラシだっておいてある。
「ねえええ!!、見て!!」
「何!?……え~と。」
携帯のサイトの文字を読む。
「レ…ンタル…彼女?レンタル彼女?」
「うん♪レンタル彼女ッ!このサイトやばいの!!!超いいからあ~、あたしの彼氏もここでゲットしたんだよっ!!!さっそく、莉乃を登録して…」
「ちょ!!待て待て待て!!」
いきなりの話で訳が分からないあたし。
はあ?
何?
レンタル彼女?
なんだよ。それ。