僕が君に 恋 をした 。

ナツキ

14歳の私は、居場所を求めて、夜をさまよっていた。

家にいたら親が煩い。

友達はいるけど迷惑かけたくない。

どこにいけばいいの…?

私の居場所はどこ?


「お兄ちゃん…」

唯一私の味方だった兄も、もういない。

「もう…死のうかな…」

生きている意味がわからない。


居場所がない。



本当に私は、暗闇の底にいた。



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