ーBlue roseー
「次はー王帝学園前ー王帝学園前ー」


バスのなかに機械音が鳴り響く。


王帝学園とか、読みにくい!おうていがくえんって、とりあえず、かっこよさそうなのを並べました!みたいな感じじゃん。

理事長アホっぽそうだな←ひどい

樹「ほら、玲降りるよ。」


玲「う・・・うん」



まさかここだとは・・・


王帝学園前といわれたバス停は、その名のとおり学園のまんまえだった。



玲「でっかー・・・・」



でかすぎる・・・・でも、王帝学園前とかかれた、看板みたいなやつには、

スプレーで”喧嘩上等”って書いてあるから、

けっこう危ない・・・


でも、意外と不良高校にしては静か・・・?





と思ったのもつかのま、



門と、校舎がやたら遠かっただけであり、



校舎は、授業中なはずなのに、



なぜか、窓の割れる音と叫び声が聞こえて。

その窓から、血がぽたりと落ちてきた。





授業中に喧嘩するのか・・・





蓮「あ、そうそう。玲。この学校、族の強いやつら、
  この学校にめっちゃ来てるから、気をつけろよ?」




玲「・・・それを今言う?」



私の学校生活不安だなぁ・・・



自分の身は自分で守れ!さもなければ死ぬぞ!!って、蓮が目でうったえてるよ・・ 
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