愛を込めて~Limit Love~
ケータイが鳴った
[竜也]
藤本 竜也
あたしの彼氏
なんだかんだもうすぐ一年
「もしもし。」
「あ、さくら?どうだったの?」
「..聞きたい?」
「勿体振ってねーで言えよっ。笑
どうせなんともないんだろ?」
「それがね..、あたし肺ガンなの。
もう、手遅れだって。」
あたしは、ははっと笑った。
「嘘だろ?」
竜也もははっと笑った。
「...嘘じゃないんだよ。あたしあと
一年しか生きられないの」
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