愛を込めて~Limit Love~
さよならと傷
しばらくの間、
2人とも黙ったままだった。
そして竜也が口を開いた
「俺、お前を守れる自信ねーよ。」
「守んなくていいよ、あたしは傍に
いてほしいの」
「わりぃ、俺お前と別れたい。」
時が止まった気がした。
竜也はあたしから
離れていくの...?
「あたしの病気があるから..?」
「・・・・・・」
心に穴があいた気がした。
大好きなのに。愛してるのに。
「はは、そうだよね。死んじゃう女と
いたくないよね..。けどね、あたしは
竜也が本当に大好きなんだよ。」
「さくら―..「竜也!」」
「傍にいてくれてありがとね。
竜也といれて幸せだったよ!」
プツッ ツー ツー ツー
あたしはすぐ電話を切った
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