ふたりりさいたる−先生へ−
私はなんとなーく固まって不自然だった
肩に力なんか入っちゃって
そんな私をみて浅野がぷっと笑った
「なーに!緊張してんの?だーいじょぶだいじょぶ!ただ一緒にゆっくりしたいなって思って。」
浅野の顔がほんとに
そんなよーな顔してたから少し安心した
「それにこれから先も車じゃちょっとあれでしょ?外から見られちゃったりしたらまずいし。」
私はそれもそうだなと思い
携帯でとりあえず母さんに連絡しといた
浅野がいったように夏休みに入ったほうが
2人の時間がへってなんか寂しかった
早く2人きりになりたかった
車だとどうしても外から見えるしね