あたしの好きは届かない


あたしは優を抱きしめた


「香奈?」

優が余りにも泣きそうな顔をするから…


「優のせいぢゃないよ。優は悪くない」


「でも、あの時俺が…」


「違うよ、自分を責めないで?」


あたしの瞳から大きな涙がこぼれた


「なんで、香奈が泣くんだよ」

「ヒックゆ、ゆうが、、、ぅ¨泣かない、から…あたしが、変わりにヒック、、泣くんだよ」


「……ありがとな、少しだけこのまま抱きしめててくれるかな?」


「うん」


あたしは、さっきより強く優を抱きしめた








ーーーーー…


「ごめん。もう大丈夫だ、俺カッコ悪いな」


「そんな事ないよ。優はいつでもカッコいい」


「ハハッありがとう」







「あっそうだ、明日ヒマ?」


「ヒマだよ?」

「明日遊び行かねー?」


優と遊びに行く


やぁぁぁ!!


「行くっ絶対行く!」


優は柔らかく笑ってた

「ぢゃあ明日な」


優は笑って出て行った



周りを見渡すと少し薄暗くなっていた





帰って服決めなきゃ!!



あたしは今日も走って家に帰った





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