狼クン達のオリの中③【完】
「は?
一之瀬ブランド?」


なんじゃ、そら。


聞いたことも、見たこともない。


そう思って、眉間にシワを寄せていると……。


「ま、お金持ち御用達ブランドだし?
お姉ちゃんは知らなくても当然かもね?」


ぺロッと舌を出しながら、薫がフフンと鼻で笑った。


「……っ」


くっそぉー!!


玲王といい、薫といい……。


小生意気で、超ムカつく!!
< 241 / 356 >

この作品をシェア

pagetop