狼クン達のオリの中③【完】
しかも……。


「指輪とおそろいとか、かわいすぎ……」


ほぅっと、憧れのため息が出た。


それに、さ。


あの“王様”、アクセサリーが似合いすぎでしょ。


カッコよすぎる!


そんなあたしの様子を横目で見ながら、


「さすが、一之瀬駿。
天才だね♪」


薫がぴゅっと短い口笛を吹く。
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