狼クン達のオリの中③【完】
淡々と話す一之瀬駿の横に、海外にいるはずのパパの姿を見つけた。


「パ、パっ!?」


え、えぇっ!?


なんでここにいるの?


……っていうか、社長!?


なんで、なんで、なんで!?


全身ハテナマークになるあたし。


その耳に、涼が言葉をスルリと滑りこませた。
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