狼クン達のオリの中③【完】
「いーじゃん。
教えてよぉ」


薫はギュッと抱きついてきた。


「…っ///。
ちょ…
ちょっと…
薫っ…」


「ボクだって。
お姉ちゃんを喜ばせてあげるからぁ」


小柄なクセに、背だって低いクセに。


薫っ、あんた、力強すぎだし!


薫の抱擁から逃れられないあたし。


「離してよ!
薫っ!!」


そんなあたしをいいことに、薫はあたしのゆるゆるのTシャツを奪うように脱がし――…!?
< 50 / 356 >

この作品をシェア

pagetop