恋愛同盟

「美緒、可愛い」



「……っあ」



「…美緒」



ずっと私の名前を呼んでくれていた隼人の体は、微かに震えていて、隼人も初めてなのだと思い出した。



…この事は、嬉しさとしてそっと胸の奥に秘めておこう。






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