夢の唄
第1章 欲しいもの


小さいころから読んでいたあの物語ー


「いつの日か王子様が来て

意地悪な継母らとさよならして

2人で素敵な人生を送る」


あたしの所にも

王子様は来てくれる…よね?


ずっと信じ続けた「夢」


大人になれば

そんな事は「叶わない」

当たり前のようにみんな分かってるけど


あたしは信じていたい



「運命の王子様が来てくれる事を。」



< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop