Music LOVE♪
「ありがとっ//」
「落ち着いた?」
「うん」
「じゃあ何で泣いてたの?失恋でもした??」
私は首を振って否定した
「ピアノ…」
「は!?」
「自分でもよく分からないけど、あなたのピアノを聞いてるとなんだか泣けてきたの。
感動しちゃったのかな」
「そっか…
何かありがとな。」
「え?」
「今まで俺のピアノを真剣に聞いてくれた人いなかったから…何か嬉しくて」
「嘘!?こんなに綺麗な音なのに!?」
「そう言ってくれるのはお前だけだよ。
名前なんて言うの?」
「ひかり、山崎ひかりです」
「俺は杉原遥希。遥希でいいから」
「うん」
「ひかりはさ、何の楽器やってるの?」
「ヴァイオリンだよ」
「今度聞かせてよ」
「良いけどへたくそだよ」
「大丈夫だから約束な♪外はもう真っ暗だし送って行くよ」