Music LOVE♪

2人で微妙な距離を保って歩いた。

「家まで案内してよ」

「あっ、うん」


それから道を案内しながら特に会話も無く歩いた。


「ここ?」

気づいたら家に着いていた。

「うん」

「マジッ!?俺ん家これ。」

そう言って遥希は斜め前のマンションを指差した。

「えっ!!そうなの!?近いね!」

「あっ、そうだ!!明日も送るからヴァイオリン聞かせてよ。」

「明日?何の曲がいいの?」

「ひかりに任せるよ。それじゃ、またな。」

「うん、送ってくれてありがと」

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