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「話って何??」
柵にもたれかかり先パイを睨むあたしと真ん中に突っ立って何も分かってないアイツ。
ホントに何にも分かってないな……
「あたしは、
先パイにとっての何なんですか?」
「はっ?」
即間抜けな声が返ってくる。
これだから男はキライ!
女のキモチなんて、何も考えてないんだから…!
「ちゃんと答えてください。
あたし、答えてもらわないと多分秋本先パイの事キライになっちゃいます。」
「えっ?!」
明らかに焦ってる先パイ。
どう思ってんのかな?
秋本先パイは……
「早く答えてください。」
「………。」
早く答えてよ……
大好きだって叫んでよ………
「もういいです!
秋本先パイのキモチは分かりましたから!
サヨナラ!
短い間でしたけど。」
そう言ってあたしは屋上のドアに走っていった……
が、秋本先パイに引き止められてしまった。