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正確に言うと腕を強く掴まれ強制的にストップさせられた。




もう!
ホントに何考えてんのか分かんない!!



正直にいってくれなきゃ信じるもんも信じられなくなる……




「離してください。

先パイはあたしのこと、
何とも想ってないんですよね?

ならあたし、
先パイに止められる意味が分からないんですけど。」




できるだけ冷静に答えた……



でも、
先パイは何も話してくれない。





もう………いいよ。



所詮あたしだって遊びだったんだから…。



なのに体は正直なのか涙が頬を伝う………



「玲羅…?
何……泣いて…」



「泣いてませんっ!

てか、先パイが泣かしてるんでしょーが!

あたしは所詮先パイの“遊び道具”に過ぎないんでしょ?

他の女の生徒だって先パイと寝るだけ寝て捨てられたんですから。

あたしも、それと同じだっただけでしょ?」




どうせ同じだったんだから……



だからあんたのために涙なんて流さない…!



絶対に…!!




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