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「玲羅?
お前ホントは・・・」



「好きです!!
先パイのこと、大好きです!!!」




屋上いっぱい響き渡るくらい叫んだ。



今まで体験したことないくらいの大きなキモチが一気に溢れ出した瞬間だった。



叫び終わったあたしの頬には冷たい感覚があった。




ふと、前を向くと同時に



ギュッ・・・・・・




「えっ・・・」



体には温かい感触。

頬に流れた涙は拭われていた。



「ゴメンな・・・
お前を不安にさせてたのは俺だよな。

今度こそ、離さない。

また俺の傍にいてくれるか?」




今のあたしにはもったいないくらいの言葉だった。




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