鏡の中の少女
鏡の中の私
新しい生活を始めて、もうすぐ四ヶ月が経とうといていた…………。
―――ドンッドンドン!!
(煩い!煩い!うるさ―い!!!あぁもうっ…勘弁してよォ~~~!)
休日の朝…最近は、週末になると朝早く翼が押しかけて来るのが、日課に成りつつある…………。
翼は、学校でサッカーをしているらしく一年…転校早々にレギュラーになったと自慢し早朝マラソンの途中に寄るようになっていたんだけど…迷惑でしかなかった。
「蛍ちゃ~ん、あ・け・て☆蛍ちゃ~ん!!」
「ハイ、ハイ…お願いします大声…止めて…止めたら開ける……」
古いドア越しに、冷たく言ってやると…一応だが大人しくなる。少しずつだけど、扱い方(殆ど飼い主!?気分だ)を習得していた。私の部屋には…ほとんど何もない。勿論、最低限は揃っているけどね。その…テレビ等も無く“女の子のお部屋”とはほど遠い。藤堂さんが、来た時は大変で…カーテンや電気スタンド・キッチン道具だけは無理矢理送りつけてきた。受け取り拒否をするので送りつけてくるようになったのだ。
―――ドンッドンドン!!
(煩い!煩い!うるさ―い!!!あぁもうっ…勘弁してよォ~~~!)
休日の朝…最近は、週末になると朝早く翼が押しかけて来るのが、日課に成りつつある…………。
翼は、学校でサッカーをしているらしく一年…転校早々にレギュラーになったと自慢し早朝マラソンの途中に寄るようになっていたんだけど…迷惑でしかなかった。
「蛍ちゃ~ん、あ・け・て☆蛍ちゃ~ん!!」
「ハイ、ハイ…お願いします大声…止めて…止めたら開ける……」
古いドア越しに、冷たく言ってやると…一応だが大人しくなる。少しずつだけど、扱い方(殆ど飼い主!?気分だ)を習得していた。私の部屋には…ほとんど何もない。勿論、最低限は揃っているけどね。その…テレビ等も無く“女の子のお部屋”とはほど遠い。藤堂さんが、来た時は大変で…カーテンや電気スタンド・キッチン道具だけは無理矢理送りつけてきた。受け取り拒否をするので送りつけてくるようになったのだ。