鏡の中の少女


カランコロン…



外見同様に、内装は想像以上にオシャレで私はオロオロとしてしまうが…



案内されるままに鏡の前に座っていた。



―――数時間後―




私は、言われるままに任せる事にした…何故?


何も判らないから、買ったワンピースとサンダルなどを見せてお任せした



「元が、良いから…大丈夫何でも似合うよ!」
「は、はぁ…」



私の担当は、少しこの中でも年齢が上そうな男性…やはり口が上手い…でも似合うなら良い……。



全体的に飴色の色合いのセミロングにソフトウエーブ…髪色を変えるだけでかなり違う印象になった気がする。自分を変えるには充分で………。



「よろしかったら、着替えてみませんか?」



その言葉に、自然に頷くと奥の個室へときた。部屋には、着物などがあり多分着付けの部屋だろうと思いながら着替えてみる………鏡の中には、数時間前とは全く別人の自分がいた…綺麗かは別にしても変わった…確実に




外へ出ると……周りの反応は、例え嘘でも良かった…中には、モデルみたいなどと言い過ぎる人もいたが…………。




初めて自分自身のためにお金を使って少しだけ罪悪感を感じたけど…軽く考えを振り払い、しばらく街を歩いてみる事にした。







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