只今、受験生

とあるひの6時間目。

「今日は、前におこなったテスト返しますねー。」

先生がそういうと、クラスはブーイングの嵐。

「小川さん。」

『はい!』

テストが返され、点数をみると78点。

頑張ったんだけどなあ・・・。

「小川。何点だった?」

石岡くんが、顔をちょっと真っ赤にして話しかけてきた。

みんないるのに・・・。はずかし。

『そっちは?』

「100」

『78』

「今度勉強教えてあげるよ。」

『ありがと。』

「はーい、席ついてー。見直しするよー。」

そして、見直しをしてると、手紙がまわってきた。

【なんか、石岡クンといいかんぢじゃーん。まあ結構お似合いだねぇ。万理】

メモ帳まわしてくんな!!

あたしは受験生なんじゃぁぁぁぁぁ

見直しをしていると、チャイムがなった。


「小川。」

『はははぃ。』

「どこ間違えたん?」

石岡くんがあたしの隣の席を座る。

『ここ。』

「ここは、ちゃんと記号みないと間違えるところ。まあ受験のとき出やすいし気をつけんといかんところやけん。」

『ありがと。』

そして、休み時間終了のチャイムがなって終わりの会をすませ、下校となった。

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