只今、受験生
「石岡クンって~、恵理子以外とは話しないよね?しかももててるし。告られちゃったりして~」
万理はやっぱり恋バナしかないなぁ・・・。
『ないない。石岡君は他中に彼女いるっていう噂あるし。ありえんな。』
「まあ告られたら教えてねん☆応援するからね。じゃ家ココなんでばいばー」
『ばいばい。』
石岡君かぁ・・・。顔はかっこよくて、スポーツもできて、勉強もできるけど、性格が問題。
でも石岡君優しい・・・。
あたしはいつも、近道をするため公園を横切る。
ベンチにすわっているのは・・・。
石岡君???
『石岡君?どうしたの?』
「待ってた。小川を。勉強教えたかったから。」
『でもさ、石岡君彼女いるっていう噂あるしだめだよ。』
「彼女はいないよ。あれはタダの噂ってやつ。それに俺、好きなやつおるし。」
『そうなんだぁ。頑張ってね。今日は勉強いいよ。石岡君に迷惑かけるし。』
あたしは、お腹がすいてて早く帰りたかった。
勉強を公園でなんて、ありえないしっっ!!
でも、石岡君の好きな人ってあたしじゃなさそう・・・。