只今、受験生
修学旅行前日。
エナメルバッグをせおいながら、万理と一緒に登校する。
「万理ねー、なんっていうか修学旅行に欠けてるんだ。」
『何を?受験?』
「受験なわけないじゃーーん。やっぱりぃ、今は青春っていうじゃん。だから恋のこと。大好きな克哉に告白するんだ。」
克哉・・・・。
佳澄はまだ克哉が好きなのに・・・。
『佳澄はどうするの?』
たずねたときに、万理は不気味な笑顔をつくった。
「受験で克哉を捨てる子だよ?しかも別れたんだし。万理は、受験のために克哉捨てたりなんかしないよ。捨てた佳澄が悪いんだし。」
最低・・・・。佳澄の気持ちまだ知ってるくせに。
『そう・・・。まあ万理なりに頑張ってね。』
「ていうかー、不登校の山岸尚子って今日来ると思う?」
『来ないでしょ。やっぱり、行きにくいと思う。』
「でもね、万理の予想では来るな。絶対。来てほしくないんだけど。」
だれがこようがこないだろうがどっちでもいいやん。
そう思っているうちに学校に到着。
「あっ。万理おはよーう。」
笑顔で佳澄は万理にあいさつをした。
「瑠奈~。向こうにいこー。」
万理は、瑠奈とどっかにいった。
視力が低下しているあたしでも見えた。
二人のいった先は。
克哉のところだ。
エナメルバッグをせおいながら、万理と一緒に登校する。
「万理ねー、なんっていうか修学旅行に欠けてるんだ。」
『何を?受験?』
「受験なわけないじゃーーん。やっぱりぃ、今は青春っていうじゃん。だから恋のこと。大好きな克哉に告白するんだ。」
克哉・・・・。
佳澄はまだ克哉が好きなのに・・・。
『佳澄はどうするの?』
たずねたときに、万理は不気味な笑顔をつくった。
「受験で克哉を捨てる子だよ?しかも別れたんだし。万理は、受験のために克哉捨てたりなんかしないよ。捨てた佳澄が悪いんだし。」
最低・・・・。佳澄の気持ちまだ知ってるくせに。
『そう・・・。まあ万理なりに頑張ってね。』
「ていうかー、不登校の山岸尚子って今日来ると思う?」
『来ないでしょ。やっぱり、行きにくいと思う。』
「でもね、万理の予想では来るな。絶対。来てほしくないんだけど。」
だれがこようがこないだろうがどっちでもいいやん。
そう思っているうちに学校に到着。
「あっ。万理おはよーう。」
笑顔で佳澄は万理にあいさつをした。
「瑠奈~。向こうにいこー。」
万理は、瑠奈とどっかにいった。
視力が低下しているあたしでも見えた。
二人のいった先は。
克哉のところだ。