地味な教師は俺様ホスト?!【完】
「座れただろ?」
「はい…」
先生は余裕の表情で私の反応を楽しんでいる。
なんていうか先生はきっと慣れてるんだろうな…
私だけドキドキして馬鹿みたい。
「千佳…?」
「はい?」
「どうかしたか?」
「なんでもないですよ」
でも先生には言えない。
そんなこと言ったらきっと馬鹿にされるのが落ちだし
呆れられるかも…
「千佳…?」
「だからなんでもないですって」
笑って後ろを見ようとしてまた止まってしまう私。
今振り向いたら先生に近すぎるし止めとこ…