地味な教師は俺様ホスト?!【完】





「ごめんなさい」




私が感じた額の衝撃はきっと先生の頭に私がぶつかってしまったからであって


つまり先生が痛みに耐えているのは私の責任ですよね…


今にも溜息が出そうだったがそこは我慢して飲み込んだ。




「わかってるならいい。それより具合は?」


「ぐ、具合い?」


「だから保健室にいるんだろ?」




あっ、そうでした。


てか、私こんな時間まで寝てたの?


それよりなんで誰も起こしてくれなかったのよ!


そう言えば、保健の先生昼休みからいないとか言ってたっけ?


それでもなんで起こしてくれないの~!!!



先生の言葉を無視して勝手な被害妄想をふくらます私。


そんな私を見て先生はさらに機嫌が悪くなったようで




「おい…」




いつもよりドスの聞いた声が私の耳に届いた。




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