地味な教師は俺様ホスト?!【完】
「約束破ったらどうなるか覚えてるよな?」
そう言ってさっきまで無表情だった先生が不気味に笑った。
それを見た瞬間に一気に血の気の引く私。
「お、覚えてないです・・・・あはは・・」
嘘。
本当ははっきりと覚えてるんだけどここで覚えてると言ってしまったら終わりなきがする。
いや絶対に終わる!
「ふーん…覚えてないんだ?」
「はっ、はい…」
先生の痛すぎる視線に今にも押しつぶされそうになる私。
「本当に覚えてないのか?」
その先生の言葉で完全に逃げられないと諦めてしまった私はおとなしく
「覚えてます」
そう答えたのだった。