地味な教師は俺様ホスト?!【完】
「今日のことは先生だって悪いんですからね!!」
完全に暴走してしまった私。
何が言ったもん勝ちだ…言っていいことと悪いことがあるだろ自分!
一気に平常心に戻った私は
「あっ、すいません!違うんです!先生はわるく・・・・」
そう言って弁解しようと思ったのに気づけば私は先生の胸の中にいて最後まで話すことができなかった。
「先生?」
「悪かった…」
そう言って抱きしめる腕の力を少し強くした先生。
「先生は悪くないんです…私が勝手に出かけたのが悪いんです…」
「でも、俺が少なからず原因の一つなんだろ?」
「それは…」
確かに完全に否定することはできない。
だけど別に先生に謝って欲しいとかそんなんじゃなかったのに…