地味な教師は俺様ホスト?!【完】
「そいつ…百合は竜の恋人だった…」
そこから告げられたのは私が想像していた言葉通りだった。
でも私は何も言わず健也さんを見つめ続ける。
「そして俺の大切な人でもあった」
「え?」
先生の恋人だったのに?
それってもしかして…
「想像してる通りだよ。俺は百合が好きだった」
そう言った健也さんはとても悲しい目をしていた。
きっと健也さんは百合さんをすごく愛していたんだと思う。