地味な教師は俺様ホスト?!【完】





そんな私の本音を聞き、健也さんは頬笑みながら私の頭を優しく撫でた。




「きっかけはそうだったかもしれない…でも、俺が見る限りあいつは君に夢中だと思うよ?」


「でも…」


「おっとこれ以上は本人に聞かないと?なぁ…竜?いるんだろそこに」


「ちっ…ばれてたか」


「えっ?!」




健也さんの見ている方を見ると確かにそこに立っているのは先生。


もしかして今までの話し全部聞かれてた?




「いつからいたんだ?」


「はじめから…と言いたいところだけど今さっき。なんか千佳が俺が自分を通して百合を求めてるんじゃないかみたいな発言をした時かな?」




そう言ってチラッと見る先生。


こんな時でもドキッとしてしまう私はダメ人間なのでしょうか。





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