地味な教師は俺様ホスト?!【完】
そして真剣な顔になったかと思うと
「ドキドキしてるのお前だじゃないから・・・」
そう言って私の手をとり、先生の胸に当てる。
すぐに伝わってきた先生の鼓動。
たしかにちょっと早いかもしれない…
「俺のドキドキ伝わった?」
「先生…」
「先生って…まぁ今はいいか。どうした?」
「このドキドキは私だけのものですか?」
私ってば何言ってるんだろう。
でも、なんだか聞きたくなった。
先生の愛を確かめたくなった。
先生はというとニコッと笑って
「当たり前だろ…」
私の唇にそっとキスをした。