地味な教師は俺様ホスト?!【完】
「先生に会った場所にまた行こうかな…」
そうすればまた会えるかもしれない。
でも会って私は何がしたいんだろう。
よくよく考えたら先生は私にとってどんな存在なんだろう…
好きな人?
ただ気になるだけの存在?
「好きなのかな…」
生まれてこのかた恋をしたことがない私。
でもこの気持ちが気になるだけとは思えなくて
あらためて先生に恋してしまったことに気づく。
「だとしたらやっぱり行かなくちゃ…」
叶わない恋だとかこうなったらもう関係ない。
私はまた会えるかもしれないという期待を心に抱きながら
夜の街へと出かけていった。