虹色雨上がりの空





あたしの・・・










隣だった。









あたしは自分の席に座った。





「ねぇ君。俺の名前わかる?」






そんなのわかるわけない





首を横にふった






「当たり前だよね。人が自己紹介しようとしたら教室から出て行っちゃうんだもん。」




何が言いたいのかさっぱり




「まぁいいや。俺の名前は谷熊勇気(ヤグマユウキ)よろしく。
で君の名前は?」





吐きそう・・・





最悪





「あた...しのな...名前は.......松本姫乃.....

もう話しかけないで」





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