【完】君だけにみせるMyReal

「一人でバス停に行くの怖いから、送って・・・・・・?」


「キューン・・・・・・」


「キューン?」


「あ、ごめん。俺の胸が、可愛い大沢先輩にときめいた音」


「バッ、バカじゃん!何言っちゃってんだかっ!」


「バカでもいい!これからは俺にもっと甘えて!!」


「・・・・・・バカ」


私はそう言って、七海の胸の中に顔を埋めた。


「大沢先輩?どうしたの?」


「七海、だっこ」


「え!?」


「隠してる自分がバカみたい。これからは思う存分甘えてやるんだから・・・だから、だっこ!」


「おう!任せて!やべえ、可愛すぎて俺の心臓もたねー!!」


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