瑪瑙色スマイレージ

｢今回はフットサルと言うことでキーパーも参加してましたがもし11人対11人ならもっと素晴らしいカテナッチョーが見られたでしょう。｣
ではカテナッチョーではなくエリナッチョーなのは。
｢真野恵里菜の恵里菜からとったのでしょう。作者の真野恵里菜好きはフツーじゃないですから。｣
なるほど。
「しかしエリナッチョーにも弱点があるようですが、それに気づけるかがカギでしょう。」
弱点？このエリナッチョーに弱点があるのでしょうか？
「弱点、それはエリナッチョーがフットサルでやるには人数が少なすぎるということです。キーパーも参加せざるを得られない＝ゴールががら空きになるということ。そしてエリナッチョーを4人でやった場合ボックスロックディフェンスに近い動きをしなければならなくなりエリナッチョーの本領をうまく引き出せないのが弱点ですね。そしてこれがカテナッチョーにボックスロックディフェンスを足して3で割った不完全な形であるからこそ意外な突破口があるのですがそれを見つけないと、ムテキーズには勝ち目がないですね。」
しかしその突破口とは一体。と、ここで前半が終了したもようです。
｢Bブロック優勝チーム相手に無失点でここまで来れましたわね。これもエリナッチョーのおかげですわね。さ、後半もこの調子で点取りに行きますわよ。｣

さぁ後半が始まりました！
プリシッラチルチルからキックオフボールを受けるやロングシュートォ！入った！後半1秒！！追加点！！！
ムテキーズ、エリナッチョーに阻まれ得点できない！時間ばかりがすぎて行く！点差も広がっていく！
｢エリナッチョーの弱点、はっ！そうか！！｣
｢っのヤロォ～！｣
｢エリナッチョー！｣
｢待てメッサー！俺にバックパスだ！！｣
！！！バイラルの指示、それは自分にバックパスだった。
｢任せたぜっ！！｣
メッサーのバックパスがバイラルに通った！

｢しまった！｣
プリシッラ慌てて戻るが間に合うか！？バイラルからボールはハーネルに！！
ハーネルのシュート！！・・・入ったゴール！！！点差を少し縮めたぞ！！