さよなら、



「たしかに、別れを告げたのは私だけど!
理由があったの!
康太の事が、好きなのに

大好きなのに…
別れなければならない理由があったの」

友は泣きながら、必死に俺に説明をした。


「私…本当は引っ越す予定だったの!
海外に!
大学を辞めるつもりだったし…

会えなくなるのが辛くて…別れを告げたの!」
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